2012年6月8日金曜日

ものすごい虐待を受けて育った子がいます。

私のクライアントの中の一人に

ものすごい虐待を受けて育った子がいます。

 

内容は、半端な虐待ではなく

ここでは書けないほど

 

虐待に耐えきれず、中学に家出をします。

友達の家を転々としますが、お金が無いので

援助交際をして、お金を稼ぎ

日々、生活をしていました。

 

これではいかんと思い、家に戻り

がんばって、自分がやりたかった仕事に

就くことができました。

 

仕事は、うまく行きましたが、恋愛だけが

うまく行きません。

 

本人はモテるんですが、付き合っていくと

いつも相手から、ふられます。

 

そして、それでも、やっと・・

運命と思うような優しい彼氏ができました。

 

でも同じように、この人からも、ふられてしまい

生れて初めて、復縁したいと思うほど

好きになった人はいないと・・

それで、いろいろな復縁マニュアルを購入して

さいごに私の所へやってきました。

 

1ヶ月カウンセリングをして、この子が言いました。

 

「先生・・やっと解りました・・」

 

「先生が書いたマニュアルの中にある言葉が、やっと解りました・・」

 

「私が求めているのは、愛じゃなくて「証拠」だったんですね・・・」

 

愛を知らない人は、証拠を求める。という話を「さいごの復縁」という

マニュアルの中に書いています。

 

そのことを、彼女は言ってきました。

 

証拠を求めたら、どんな男も逃げ出すということを彼女が気付いて話してくれました。

 

愛を知らないから、愛されても気付かない。そして

愛を知らないから、相手に愛しているという証拠を求めます。

 

証拠とは、どれだけ自分を愛しているのかという証拠です。

最終的には、相手を殺してしまいます。

 

例えて話すと、私のことを愛しているなら、バックをプレゼントできる?

私のことを愛しているなら、旅行に連れて行ってくれる?

私のことを愛しているなら、結婚してくれる?

 

愛を知らない人は、愛に飢えているので限度を知らない。

どんどん相手に証拠を求めてきます。

 

そして、愛されたことのない人は、相手が愛しても信じない。

信じないから、証拠を求めます。

 

彼がどんなに愛していると言っても証拠を出さない限り信じない。

 

結局、どんな証拠を出しても信じない。

最終的に、こう言います。

 

本当に私のことが好きなら、私のために死ねる?

 

愛の証拠が、どんどんエスカレートして、さいごは相手の命を奪う。

 

だから、どんな男も最終的には、逃げ出します。

 

証拠の請求が、どんどん大きくなると、さいごは殺されると無意識に感じるでしょう。

 

気づいただけで、人の人生は変わります。

 

なぜなら、それが潜在意識の意識化になるからです。

 

潜在意識の邪魔は、意識化するだけで治った事例は多いです。

 

この辺の話は長くなるので、また次回にでも

 

 

愛に証拠は要らんのです。

 

証拠を求め続けている限り、恋愛はうまく行きません。

 

それに気づくことです。

 

「本当に私のことが好きならば結婚してくれるはずだ」とか

そう思う時点から、証拠の請求の始まりです。

 

 










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