2013年3月8日金曜日

解決できなかった問題が解決した方法

解決できなかった問題が解決した方法

という話をします。


それは?


ある老人の遺言と3人の息子という話しです。



むかし、むかし・・


砂漠に老人と3人の息子がいました。

老人は、息子たちに17頭のラクダを残そうとして
遺言を書きました。




長男に、2分の1

次男に、3分の1

三男に、9分の1




と、ラクダを残そうと考えていました。
それを遺言に書きました。

それを息子たちに告げて亡くなりました。



3人の息子は、考えました。

17頭という数字は奇数なので、分けることができません。
どんなに考えても、解決できませんでした。

3人の息子は途方に暮れていました。


いろんな人に相談しても・・
いろいろ考えても
全く、良い方法が浮かばず
どうしようもない状態でした。



あなたなら、どう解決しますか?


17頭のラクダを

長男に、2分の1

次男に、3分の1

三男に、9分の1

と分けるために

どうすればいいのか?・・






紙に書いて計算してみくださいね。

計算機出してもいいです。




ラクダを殺しては、いけませんよ

生きているから価値があります。


ちゃんと3人の兄弟が

心から納得する「分け方」をして下さいね。






答えは一番下にあります。

でも必ず、計算したり

少し考えてみてください。





答えは見つかりましたか?


ここで止まって、もう少し答えを考えてね。












では、この話の続きを書きます。


ここから下が、答えになります。









では、答えです。


物語を読んでね。


↓続き

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3人の息子が悩んでいるところへ


そこへラクダに乗って世界を旅をしている
賢人がやって来ました。



3人の息子は、その賢人に相談しました。



すると賢人は、こう言いました。

「じゃあ、私のラクダをプレゼントしよう。」

「そろそろ私も旅をやめて、この町に落ち着こうと思うので」

賢人は、今まで自分が乗ってきたラクダを3人の息子に
プレゼントしました。




「そうすれば、18頭になるので、計算しやすいだろう。」

そして計算をしました。



18頭の2分の1は、9頭

つまり長男は、9頭、取れば良い。

18頭の3分の1は、6頭だから

次男の取り分は、6頭だ。

18頭の9分の1は、2頭だから

三男の取り分は、2頭だ。

3人の息子は喜んで、ラクダを分けることができました。





そして賢人が言いました。

「あれ、おかしいなあ・・」

「1頭、余ったな。」

と言って、自分がプレゼントしたラクダが余ったので

「仕方ない。このラクダは、ワシがもらおう。」

と言って、最初にプレゼントしたラクダに乗って

また、他の国に旅に出かけました。






答えを見ると、すごく簡単ですね。

そしてシンプルです。

一番の正しい答えですよね。







人の悩みって、こういうことが多いです。

自分の心の中だけで悩むから

途方に暮れます。






人から見たら

1頭、加えるだけで

簡単に解決できる悩みや問題は多いです。



あなたの悩みも、実は、こうなんです。


第三者から見たら

簡単に解決したりします。


悩んでダメなら、相談しましょうね。















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